masakiの「ぼくらの時代、男だけの世界」

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脱デフレ 第14回

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今日も脱デフレについて話したいと思うが

やっぱり、国債は日本の借金だからよくないと考えている人が本当に多い。

でも、国債は将来世代へのツケではないのだ。

日本の国債の償還に必要なのは、国民の税金

ではないのだ。

国債の償還期限が来たら、また国債を発行して償還する、
つまり国債の借り換えを永久に続ければいいのだ。

まぁ、このまるで錬金術のような貨幣論は、なかなか言っても伝わりにくい。

でも、古くは紀元前3500年頃のメソポタミア文明古代エジプトでも、この信用貨幣論が採用されていたので、
珍しいことではない。

ちなみに最近では、イギリスは1760年から政府の債務はGDPの100%を上回り続け、19世紀前半には債務がなんと300%に達していた。
だからといって、当時のイギリスは、ハイパーインフレにもなってないし、財政破綻もしてない。
それどころか、この時代は、大英帝国の最盛期なのだ。
イギリスは、1816年に貨幣法をつくり、事実上の金本位制にしてから、財政がおかしくなり、ついにはデフレから抜け出せなくなって、1929年に世界恐慌を起こしている。
信用貨幣論ではなく、商品貨幣論が、世界恐慌を引き起こしたのだ。

信用貨幣論にも、もちろんデメリットあって、お金は国が消滅したら、使えなくなることと、アマゾンの奥地などの、円を知らない場所の人にとっては価値がないということだ。
だから、国を滅ぼさないためにも、マイルドなインフレ、具体的には2~4%のインフレになる積極財政が必要なのだ。

日本人は、抽象的思考が苦手なので、信用貨幣論を理解しづらく、商品貨幣論にとらわれている人が多い。
あと、いくら商品貨幣論にとらわれていても、世界でもっとも長いデフレが続いたら、
さすがにおかしいと気づいて、
国民が普通は許さないが、
日本人は諦めてしまっているため、
それをいいことに、なかなか政府も動かない。

国民も仮に動いて失敗したら、
志村けん氏のコロナに感染したときの、
小池都知事の酷い発言のように、
メディアや周囲の人の餌食になって終わるのを嫌がっているのではないか。
このハンターハンターのシャルナークの最後の絵のように。
悪いことをしていないのに、
むしろ正義はあるのにも関わらず、
多くの国民にネタにされるのは嫌だ。
それが日本人男性の深層心理ではないか。
自分も日本人だからよくわかる。
一生懸命な人を率先して笑う風潮そのものがおかしい。
もうみんな苦しんでるんだから、少し経済勉強して、カナダみたいに経済的に政府を困らせるデモして、政府動かして脱デフレするしかないじゃないか。
この長期デフレは、財務省だけではなく、
日本人の戦後かかえてきた問題のすべてが現れている。